12月17日(火)
第41回修法研修会のご案内
合掌
皆様には益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
下記の要領にて定例研修会(準公開)を開催致しますので、お誘いあわせの上、ぜひご参加下さりますよう、ご案内申し上げます。
日時 | 2024年12月17日(火) 午後2時開講、5時半終了 |
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会場 | 中山遠壽院 (市川市中山2-3-2) |
講師 | 遠壽院荒行堂傳師 戸田日晨 |
講題 | 「行体験と霊的世界」 -現代僧侶とスピリチュアリティー- |
会費 | 3,000円 当日受付にてお支払い下さい。 |
お申込み | FAX:047(332)8157 にてお申込み下さい。 「第41回修法研修会 参加希望」 とご記入の上、 住所・寺院又は所属団体名・氏名・電話番号・FAX番号 をご記載下さい。 |
締切 | 12月10日(火)まで |
お問合せ | 遠壽院 TEL 047(334)2386 (本院直通・午前9時~午後4時まで) |
今日、世界全般において、人々の関心事の潮流として、スピリチュアリティー(精神性)を探求する傾向が強くみられる。またこの「精神世界」を論ずる場合、従来よりの思想、哲学を離れて、「前世・来世」、「霊気・霊魂」、更には宇宙論に始まり未確認事象(UFO、異星人など)にも言及している現状がある。
伝統仏教の定義では、禅定と智慧、即ち「定慧の二道」が仏道修行の根幹とされ、日蓮聖人は独自の成仏観から「行学の二道」の重要性を示された。それでは今日「修行、行」を志す僧侶にあって、どの様なスピリチュアル体験が得られているのであろうか。否、むしろ「霊的実体験」を経る、ということが難しくなっている現状があるのではないか、という視点から問い直してみたい。
大荒行入行会
11月1日から2月10日まで寒百日間の荒行修行が始まり、修行僧が入行する日です。
午前9時頃から読誦が始まり、午後3時過ぎ、式典ののち瑞門が開き、今年は9名の行僧による『寒百日大荒行』が始まりました。
『表堂』展示案内
江戸幕末期、激動する国内外の難局に対応するため、天皇家と幕府が協力し合い「公武合体」と云う方針が生じました。
その一環の動きとして、将軍家より尊崇されていた遠壽院の表堂奉安の鬼子母尊神像が、 東海道を幕府警護のもと大行列で京に上り、京都御所禁裏において当時の孝明天皇、また後の明治天皇となる睦仁親王が尊神を御親拝になられました。
その結果、「天拝尊神」号を賜ることとなりました。
この京都出開帳は、文久元(一八六一)年と慶応二(一八六六)年の二度に渉り行われました。
また、この出開帳と共に孝明天皇の御妹内親王である和宮様が十四代将軍・徳川家茂公に降嫁する段取りも進められました。
ここに展示の「長持」は、京都御所出開帳の際、尊神様を納めるために使用されたものです。「長持」の家紋は、出開帳のための実質的な動きをした旗本・水野家の家紋です。
永代合同供養墓『久遠寿廟』
当山に完成した永代合同供養墓『久遠寿廟』に納骨を致しました。