大荒行入行会
11月1日から2月10日まで寒百日間の荒行修行が始まり、修行僧が入行する日です。
午前9時頃から読誦が始まり、午後3時過ぎ、式典ののち瑞門が開きます。
★各種感染症予防を行いつつ、『入行会』を執り行うため、以下の対策を実施致します。あらかじめご承知置き下さい。
- 総門を準閉門とし、関係者以外の境内への出入を制限する。
- 入行会関係者の出入には、傳師部発行の許可証を携帯するものとする(境内出入時には、係員へ許可証の提示をすること)。
【大荒行入行会次第】
9:00~ | 『読誦会』(表堂、午前2回・午後1回) |
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15:00~ | 『入堂会式典』(表堂) |
15:30~ | 『入瑞門』(表堂→日久上人廟→瑞門) |
16:00 | 終了 |
※上記時間はおおよその流れです。状況により多少変更があります。
『表堂』展示案内
孝明天皇御親拝鬼子母尊神像を納めた長持
江戸幕末期、激動する国内外の難局に対応するため、天皇家と幕府が協力し合い「公武合体」と云う方針が生じました。
その一環の動きとして、将軍家より尊崇されていた遠壽院の表堂奉安の鬼子母尊神像が、 東海道を幕府警護のもと大行列で京に上り、京都御所禁裏において当時の孝明天皇、また後の明治天皇となる睦仁親王が尊神を御親拝になられました。
その結果、「天拝尊神」号を賜ることとなりました。
この京都出開帳は、文久元(一八六一)年と慶応二(一八六六)年の二度に渉り行われました。
また、この出開帳と共に孝明天皇の御妹内親王である和宮様が十四代将軍・徳川家茂公に降嫁する段取りも進められました。
ここに展示の「長持」は、京都御所出開帳の際、尊神様を納めるために使用されたものです。「長持」の家紋は、出開帳のための実質的な動きをした旗本・水野家の家紋です。
合掌
この『長持』は現在当院の表堂に展示しております。開門時間は午前9時~午後4時です。ぜひ足をお運び頂き、ご見学ください。
永代合同供養墓『久遠寿廟』
当山に完成した永代合同供養墓『久遠寿廟』に納骨を致しました。
現在は、当山の檀家・信徒の方、お骨をお預け頂いている方を対象としております。詳細については、お問い合わせください。