〒272-0813 千葉県市川市中山2-3-2
TEL:047-334-2386 FAX:047-332-8157

伝統と荒行、そして地域との触れ合い…

お知らせ

 
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令和七年度 入行に関する件

 

入行に関する件

 
 標記の件に付き、下記内容を確認の上、『入行願書』を提出のこと。

令和七年四月十五日
遠壽院荒行堂伝師部

 

各聖

一.次項内容を明記の上、「入行要項送付希望」として遠壽院荒行堂傳師部あて、要項を請求の事。封書、またはFAX可。
 
二.明記する内容

  • ◎法籍住所
  • ◎現住所(郵便番号も記す)
  • ◎寺院名(住職・修徒等)
  • ◎氏名
  • ◎年齢
  • ◎連絡先電話番号(含携帯電話)

 
三.入行願書受付締切…令和七年八月十日必着。

以上

 入行要項を請求した者は、送付された「入行要項」に則り書類を整備した上で、八月十日までに遠壽院荒行堂伝師部まで『入行願書』を提出のこと。

 

【送付先】

〒272-0813
千葉県市川市中山2-3-2
遠壽院荒行堂伝師部
 

【FAX】

047-332-8157
「入行要項」の請求のみFAX可
 

【入行願書受付締切】
令和七年八月十日(日)必着

 

2025年4月5日(土)
ぬなどクラブ来山

 
ぬなどクラブ来山
 
ぬなどクラブ来山
 

 4月5日午後2時~ 住職による講話を行いました。(参加者15名)

内容

 遠寿院では明治になる直前の幕末期に表堂の鬼子母神像を二度に渉り京都へ出開帳をしました。その際京都御所禁裏において、孝明天皇並びに後の明治天皇となる当時の陸仁親王がご親拝になられました。また同時にこの時、皇女和宮の将軍徳川家茂公への降嫁の段取りも進められました。これは当時の公武合体という時代の流れの中での出来事でした。
 
 以上のことについて遠寿院に残る当時の史料をもとに、歴史の隠された側面の光と闇を述べさせて頂きました。

 

 

2025年4月2日(水)
瞑想会

 
瞑想会の様子
 
瞑想会の様子
 

 長年にわたり、毎月一回、瞑想会を行っています。今回は久し振りに4月2日に行われた会の様子をご覧下さい。
 
 当日は8名の参加が有り、前半は「止観瞑想」、続いて「棺桶瞑想」、最後に「唱題行」を行いました。
 
 桜の花開く四月初旬は気持ちの良い時期です。参加の皆さんも清々しい時間をお寺で過ごし、帰路につきました。

 

 

2025年2月18日(火)
大荒行成満祈祷会

 
水行式の様子
水行式
 
祈祷会の様子
大祈祷会
 
記念撮影
記念撮影
 

 大荒行を成満した行僧たちは、2月18日再び当山へ戻ってくる。そして鬼子母神へ無事に成満したことの報告を兼ねて水行する。

 
 今年の2025年2月18日はよく晴れ、日差しもありましたが、大寒波の影響で風は冷たく、最高気温も一桁までしか上がりませんでした。白梅はほぼ満開の一方、紅梅はまだ蕾が多く如何に今年の冬が厳しい寒さだったのかが分かります。その厳しい寒さの中、荒行を成満された行僧は多くの参詣者が見守る中、正午より水行を行い、その後、法楽加持を厳修致しました。
 

【日程】

正午:水行式
午後1時頃より:荒行成満報告祈祷会(大祈祷会)
 

2025年2月10日(月)
荒行成満会

 
荒行成満会の様子
 
許証授与式
 

 寒百日間の荒行修行が終わり、無事満行を迎えられた荒行僧へ許証授与などの式典が行われました。

 

 

【日程】

6時30分頃 瑞門が開く
 
7時30分から8時頃、満行した荒行僧の法楽加持(御祈祷)
 
9時頃 許証授与式

 

 

12月17日(火)
第41回修法研修会

「行体験と霊的世界」
-現代僧侶とスピリチュアリティ―-

 当日は全国から僧籍の方だけではなく、大学教授をはじめ、様々な領域の方にご参加頂きました。御礼申し上げます。
 

教界紙に掲載されました。

 

中外日報2025年1月3日付
中外日報2025年1月3日付
 
仏教タイムス2025年1月16日付
仏教タイムス2025年1月16日付

 
 

当日の様子
第41回修法研修会
 
第41回修法研修会

 
 


日時

2024年12月17日(火)

午後2時開講、5時半終了

会場

中山遠壽院

(市川市中山2-3-2)

講師

遠壽院荒行堂傳師 戸田日晨

講題

「行体験と霊的世界」

-現代僧侶とスピリチュアリティー-

お問合せ

遠壽院

TEL 047(334)2386

(本院直通・午前9時~午後4時まで)

 

 

~ 講題要旨 ~
「行体験と霊的世界」
現代僧侶とスピリチュアリティー

 今日、世界全般において、人々の関心事の潮流として、スピリチュアリティー(精神性)を探求する傾向が強くみられる。またこの「精神世界」を論ずる場合、従来よりの思想、哲学を離れて、「前世・来世」、「霊気・霊魂」、更には宇宙論に始まり未確認事象(UFO、異星人など)にも言及している現状がある。
 伝統仏教の定義では、禅定と智慧、即ち「定慧の二道」が仏道修行の根幹とされ、日蓮聖人は独自の成仏観から「行学の二道」の重要性を示された。それでは今日「修行、行」を志す僧侶にあって、どの様なスピリチュアル体験が得られているのであろうか。否、むしろ「霊的実体験」を経る、ということが難しくなっている現状があるのではないか、という視点から問い直してみたい。

『表堂』展示案内

孝明天皇御親拝鬼子母尊神像を納めた長持

 

孝明天皇御親拝鬼子母尊神像を納めた長持

 
 江戸幕末期、激動する国内外の難局に対応するため、天皇家と幕府が協力し合い「公武合体」と云う方針が生じました。
 
 その一環の動きとして、将軍家より尊崇されていた遠壽院の表堂奉安の鬼子母尊神像が、 東海道を幕府警護のもと大行列で京に上り、京都御所禁裏において当時の孝明天皇、また後の明治天皇となる睦仁親王が尊神を御親拝になられました。

 
 その結果、「天拝尊神」号を賜ることとなりました。

 

天拝尊神

 
 この京都出開帳は、文久元(一八六一)年と慶応二(一八六六)年の二度に渉り行われました。

 
 また、この出開帳と共に孝明天皇の御妹内親王である和宮様が十四代将軍・徳川家茂公に降嫁する段取りも進められました。
 
 ここに展示の「長持」は、京都御所出開帳の際、尊神様を納めるために使用されたものです。「長持」の家紋は、出開帳のための実質的な動きをした旗本・水野家の家紋です。

合掌
孝明天皇御親拝鬼子母尊神像を納めた長持
 
 この『長持』は現在当院の表堂に展示しております。開門時間は午前9時~午後4時です。ぜひ足をお運び頂き、ご見学ください。
 

永代合同供養墓『久遠寿廟』

 当山に完成した永代合同供養墓『久遠寿廟』に納骨を致しました。
 

久遠寿廟
 
久遠寿廟の内部
 
 現在は、当山の檀家・信徒の方、お骨をお預け頂いている方を対象としております。詳細については、お問い合わせください。