遠壽院では、外部の有識者のご協力も仰ぎながら「行堂改革」を進めております。
遠壽院荒行指導 再行僧の存在意味(ジャーナリスト・藤田庄市)
『遠壽院の行堂改革』についてジャーナリストの藤田庄市氏が取材された記事が、週刊仏教タイムス2024年3月14日号に掲載されました。
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遠壽院荒行堂改革の転機(ジャーナリスト・藤田庄市)
『遠壽院の行堂改革』についてジャーナリストの藤田庄市氏が取材された記事が、週刊仏教タイムス2023年4月13日号に掲載されました。
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伝師、荒行への姿勢伝える(中外日報2021年10月29日付)
行堂改革の一環である荒行入行願書を提出するために必要な『伝師講義』について、中外日報2021年10月29日に掲載されました。
-荒行堂点描-
「遠壽院荒行堂に蔓延る泥沼の水を抜く」
遠壽院荒行堂傳師 戸田日晨
合掌
今回の行僧飲酒問題の不祥事は、行堂改革の途上で明るみになった事であり、益々行堂改革を進める勢いがついたこととして受けとめて頂きたいと思います。
その遠壽院荒行堂に蔓延る泥沼には、現在でも数多の「鰐」(ワニ)が潜んで居り、「行堂改革」の内の一つの方途として、「泥沼の水を徐々に抜き取り」、「そこに潜む鰐(ワニ)を白日の下に晒け出す」ということが進められています。
今回晒け出された対象者は、云わば「小鰐(ワニ)」であり、今回の様な不祥事が醸し出されるに至った、長年月に亙る行堂歴史の背景が有り、そこにメスを入れるべく関係者を始め、真剣に取り組んでいる所です。
この件に関して、ホームページ上での傳師としての解説はここまでと致しますが、更に詳しい説明は加行門人中に対して近々の中に説示することになると思いますので、何卒その旨ご了承頂き度、ここに今度の「荒行堂不祥事案」に関しての点描を終了させて頂きます。
大尊神の働きが、今始まろうとしているようです。
2021年4月8日(木)
再拝
週刊仏教タイムス 2021年3月11日付
文化時報 2021年3月11日付
中外日報 2021年3月12日付
中外日報「中外日誌」 2021年3月24日付
修行の聖域(中外日報社説)
『修行の聖域』について中外日報2020年9月16日の社説に掲載されました。遠壽院の「行堂改革」についても触れられています。
遠壽院の行堂改革(ジャーナリスト・藤田庄市)
『遠壽院の行堂改革』についてジャーナリストの藤田庄市氏が取材された記事が、週刊仏教タイムス2020年2月27日号と2020年4月16日号に掲載されました。
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中外日報 2018年11月30日掲載の記事
(記事本文より)行堂改革に取り組む遠壽院(千葉県市川市)は、行堂運営の研究会をつくって問題が生じないよう検討を進めている。
同院には総合修法研究所が1989年に設立され、行法や信仰を考察してきた。近年は他宗の道場でも問題が明るみに出ていることから、6月に専門部会「行堂研究会」を新設し、修行道場について全般的に研究することにした。
メンバーの僧侶は現在5人で、宗門内の見方に偏らないようにするため宗教学者の正木晃氏、フォトジャーナリストの藤田庄市氏にも参加を要請。第三者の視点から行の現状を分析してもらい、意見を交わしながら行堂の課題改善を議論していく。
同院は昨年、荒行を成満した門人約250人にアンケートを行った。回答用紙を郵送し、加行中の体験や問題点、その改善案などを書いてもらった。伝師は行僧の行動を監視するわけではないので、戸田日晨伝師も「驚くような回答があった」という。アンケート結果は回答者にのみ報告した。
戸田伝師は「伝師という行堂の責任者がアンケートを実施したことの意味が大きかった」と感じている。本気で改革に乗り出した意気込みが伝わり、これまで言いにくかったことも話してくれるようになった。
行堂は100日間閉鎖された特殊な空間。高い志を抱いて入っても、生身の人間が集団でするだけに問題の発生は避けられない。「強圧的な行為はしないようにと言っても、どんな言動が強圧的かは人それぞれ。中には、先輩僧が後輩僧を支配し軍隊式にするのが行だという考えの人もいる」と指摘する戸田伝師は「100日の行を成満したと、外向けの形ばかりをつくり上げるのではなく、素直に懺悔するという行の基本を大切にして、あるべき姿をつくっていきたい」と話す。
写真は11月に行われた遠壽院行堂の入行会。